2011年8月15日月曜日

奥会津災害ボランティア

こんにちは。スタッフのけんじです。

7月29日の新潟・福島豪雨による水害によって、奥会津地域(主に只見町、金山町※今回行ったのは只見町)は甚大な被害を受けました。






被害状況としては8月3日の時点で、床下浸水が250世帯、床上浸水が100世帯、家屋流出が住宅で4棟、非住宅で6棟、家屋土砂埋没が住宅その他を合わせて14棟、落橋が4橋、通行不能橋が3橋、その他道路や鉄道、農作物にも甚大な被害が出ています。


しごとやスタッフは8月9日から2名で2日間づつ、計4日間現地で災害ボランティアとして活動しました。
活動内容としては、住宅の床下の泥出しや庭先の泥出しが主な作業でした。
まず床板をバールではがし、スコップで床下に入り込んだ泥をすくって掻き出すのですが、水を含んだ泥は粘土の様にネバネバしていてなかなか容易ではありませんでした。しかし、時間が経つと泥が固くなってしまい、処理するのがより一層困難になるので、泥出しは柔らかいうちが勝負らしいです。

当日はとても暑い日が続き、他のボランティアの方でも具合の悪くなる人もいらっしゃったようですが、ボランティアセンターで飲み物などをたくさん用意して頂いたこともあり、幸い僕らのグループは大丈夫でした。

僕はこういった災害ボランティアに参加するのは初めてだったのですが、現地のボランティアセンターには1日100名以上も参加されていました。今まで災害などは写真やテレビなどでしか見たことがありませんでしたが、実際に現地で川沿いの住宅が半分土地が無くなって、今にも川に崩落寸前な様子を目の当たりにすると、とんでもない災害が起きたのだと改めて思いました。
今後、支援の輪がもっともっと広がって被災地が早期復興できることを心から願っています。


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